仕訳書出
経理ナビを使って、請求書を発行する、売掛を管理する、現金の管理をする、これらの結果は、すべて会計ソフトに読み込む形式で書き出すことができます。ちょと高度ですが、コツをつかめば、思ったより簡単です。
一度使うとやめられない便利さです。
仕訳書出(3)
書出条件の指定
取引区分を指定する
書出する取引区分を指定します。初期値では全部チェックが入っています。
左が「仕訳書出」の条件指定画面です。
仕訳書出(2)で、書きましたが、経理ナビから会計仕訳として書き出しするデータは正確性、網羅性が求められます。また、二重に書き出しするミスを防ぎ、作業が意図したとおり正確であることのチェックが簡単にできなければなりません。
これを保証する仕組みが経理ナビにはありますが、そのためには、この条件設定を理解する必要があります。
何を書き出しするか決める
まず、どのデータ(何を)書き出しするかを決める必要があります。
経理ナビを何にどう使っているか、ということ関係してきます。経理ナビで請求書を発行し、回収消し込みチェックまで行い売掛管理をやっていたとしても、経理ナビ預金帳、現金出納帳を使って、すべての項目が記帳されていなければ、仕訳書出は、売上(請求)データだけとし、回収データの書き出しは、行わないほうが無難です。
請求データの仕訳書出だけでも十分な効果があります。しかし、どうせなら、仕入・買掛金・経費など、すべての項目を経理ナビで、管理し、仕訳書出をしたほうが、合理的といえます。
条件指定項目
ここでは、次の二つのことを行います。
(1)書き出すデータの範囲を指示する
(2)会計仕訳としての条件を整えるため会計上の勘定科目などを決める
(1)データの範囲を指示する
ここでは、書出区分と書出対象、期間を指定します。
書出区分
この区分とは経理ナビの取引区分のことです。経理ナビは、すべての取引データを次の9個に分類しています。
売上
回収
仕入
支払
給与・賞与
経費
その他入金
その他出金
「書出区分」の指定は、このうち、どの区分の取引を仕訳として書き出しするかチェックボックスにチェックすることで行います。初期値では全部にチェックが入っています。初期値のままだと、すべての取引区分を指定したことになります。
ここでのポイント
- 経理ナビでは「売上」と「回収」、「仕入」と「支払」は1セットのデータとして登録・管理されています。
- 取引区分はあくまで経理ナビに登録したときの属性できまります。例えば現金仕入を「経費」で登録したとすれば、経理ナビの取引区分では「仕入」ではなく「経費」です。
- この画面の「給与・賞与」は「給与・賞与の総額入力」で登録したデータです。給与明細を作成した場合のデータは該当しません。このデータはの仕訳書出は、給与明細書の作成画面で行います。
- 預金への預け入れや引き出し等は経理ナビでは「口座間振替」として入力します。この取引を仕訳書出の対象とするためには「その他入金」と「その他出金」両方にチェックを入れてください。現金を預け入れた場合は、下記のように仕訳は2本で書き出されます。
- (借方)複合/(貸方)現金
- (借方)預金/(貸方)複合
各取引区分の説明
以下の説明は初歩的な簿記の知識がある方を前提としています。
売上
会計でいえば(借方)売掛金/(貸方)売上に相当する取引で、経理ナビで請求書を作成したもの、売上取引の入力で登録したものが該当します。
なお、勘定科目や消費税区分は、次に解説する「売上に関する設定」で設定します。
仕入
会計でいえば(借方)仕入/(貸方)買掛金に相当する取引で、経理ナビで、仕入取引として登録したものです。売上同様「仕入に関する設定」で借方科目も貸方科目も自由に設定できます。消費税区分等も同様です。
回収
会計でいえば(借方)現金・預金/(貸方)売掛金に相当する取引で、経理ナビでは請求書を作成するか売上を登録すると自動的に作成される回収取引です。ここが一つのポイントですが、経理ナビでは「売上」と「回収」た1セットの関連づけられたデータです。
支払
会計でいえば(借方)買掛金/(貸方)現金・預金に相当する取引で、経理ナビで仕入を登録すると自動的に作成される支払取引です。経理ナビでは「仕入」と「支払」は1セットの関連づけられたデータです。会計上の勘定科目は、やはり自由に設定できます。
経費
経理ナビで「経費」として登録したものです。
借方科目は仕訳書出時に「経費その他に関する設定」で、指定します。貸方科目は、経費の登録時に選択して登録していますから、該当科目で書き出されます。(下図参照)
その他入金
経理ナビで「その他入金」として登録したものです。貸方科目は仕訳書出時に「経費その他に関する設定」で、指定します。借方科目は、登録時に選択して登録していますから、該当科目で書き出されます。
その他出金
経理ナビで「その他出金」として登録したものです。借方科目は仕訳書出時に「経費その他に関する設定」で、指定します。貸方科目は、登録時に選択して登録していますから、該当科目で書き出されます。
出金元入金先は登録されている
クリックすると拡大します。経費の登録では必ず「出金元」も同時に登録されています。 「経費」「その他出金」「その他入金」では出金元や入金先は登録されています。その登録により経費等の相手科目や補助科目は自動的に書き出されます。複式簿記の知識は不要です。
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